京都府の市町村別将来人口シミュレーションツールを公開しました。
当ツールは、埼玉県総務部統計課経済分析担当により作成されたツールを基に、
埼玉県のデータを京都府のデータに入替えることで、京都府の市町村別将来人口のシミュレーションを可能にしたものです。
※ 埼玉県HP:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/toukei-tool/jinko-tool.html
※ 埼玉県HPに「埼玉県の市町村別将来人口推計ツール」が掲載されています。
京都府の市町村別人口推計ツールの特徴
1.2050年までの将来人口が分かる
各市町村の5年ごとの人口や、男女別・5歳階級別の人口を2050年まで推計してグラフで表示します。将来人口は、
2015年から2020年までの人口に対する「生残率」「純移動率」「出生率」「出生性比」を基にシミュレーションしますが、
利用者がその率を任意に変更してシミュレーションすることもできます。
2.出生数、死亡数の推移が分かる
各市町村の5年ごとの出生数、死亡数を2050年までシミュレーションしてグラフを表示します。母の年齢別出生数や
年齢階層別死亡数の推移など少子化・高齢化の分析に役立ちます。
3.自然増減、社会増減の推移がわかる
出生・死亡による自然増減、転入・転出による社会増減を2050年までシミュレーションしてグラフを表示します。
男女別・5歳階級別にシミュレーションでき、出生は母の5歳階級別にも分析できます。
当ツールの利用方法については、【京都府の市町村別将来人口シミュレーションツール・説明書】をお読みください。
利用統計と各種係数の推計方法
・ 国勢調査(1980(昭和55)年~2020(令和2)年)
e-Stat 政府統計の総合窓口に掲載されているデータを利用
・ 人口動態調査(1980(昭和55)年~2020(令和2)年)
厚生労働省所管の「人口動態調査」の調査票情報を独自集計し、オープンデータとして公開
・【京都府】市町村別、人口動態調査(出生票)調査票情報(出生数(5年間))
・【京都府】市町村別、人口動態調査(出生票)調査票情報(出生数(1年間))
・【京都府】市町村別、人口動態調査(死亡票)調査票情報(死亡数(5年間))
※人口動態調査の出生数、死亡数は、令和2年時点の確定値を加工したものです。
・ 生残率(1-死亡数÷人口)平成27年国勢調査と人口動態調査の死亡数から計算。
・ 純移動率(純移動人口÷人口)平成27年、令和2年国勢調査と封鎖人口から計算。
・ 出生率(出生数÷女性人口)令和2年国勢調査と令和2年の人口動態調査の出生数から計算。
・ 出生性比(男子出生数÷女子出生数×100)過去10年間の京都府の女子出生数に対する男子出生数の比から計算。
ダウンロード
・ 京都府の市町村別将来人口シミュレーションツール(2022年3月8日 エクセル:8,453KB)
・ 京都府の市町村別将来人口シミュレーションツール・説明書(2022年2月16日 PDF:1,904KB)
・ 「データ作成」(2022年2月18日 エクセル:499KB)
利用にあたっての注意事項
当ツールは、オープンデータ利活用事例の創出と、統計に慣れ親しむ機会の提供を目的に、
多くの方に広く役立てていただけることを期待して作成したものです。
下記1~4に同意いただける方は、当ツールを自由に使用することができます。
1.当ツールのシミュレーション結果は実際の人口の変化等を保証するものではありません。
2.当ツールの市町村の既定値は、H27→R2年の人口変動要因の傾向が、R32年まで続くことを前提にした
シミュレーション結果であり、R2年以降、新しい団地の開発等による新たな変化は一切加味されていないことに御留意ください。
また、年齢5歳階級別などの個々の内訳数値は、端数処理をしていないため、小数点以下の数値となっています。
3.当ツールは、1市町村ごとにシミュレーションして積み上げた将来人口と複数の市町村をまとめてシミュレーションした
将来人口とでは、異なる結果となるので、ご注意ください。
(例えば、府内の全市町村を個々にシミュレーションし、その結果を積み上げた将来人口と、全市町村のCheck欄に 1 を入力して
得られた将来人口は、異なる結果となります。)
4.当ツールのシミュレーション結果及び当ツールの使用によって生じた全ての結果について、京都府は責任を負いません。
関連する情報
・ 埼玉県の市町村別将来人口推計ツール
・ e-Stat 政府統計の総合窓口
・ 国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」