オープンデータ活用ハッカソン 開催レポート
〜データから社会課題の解決アイデアを生み出す、実践型の3日間〜
#オープンデータ
#ハッカソン
#ノーコード
#社会課題解決
令和6年度「データ活用推進に向けた環境構築委託業務」の一環として、オープンデータを活用したハッカソンを、2024年10月30日・11月8日・11月10日の全3回で開催しました。初日はオープンデータとノーコードツールの基礎を学び、2日目はチームで課題設定とアイデア創出を実施。最終日はプロトタイプの試作と成果発表まで行い、データを活用した課題解決の流れを実践的に体験する機会となりました。
開催概要
📍 会場
SAKURA innobase Okinawa(那覇市松山1丁目2-13 長谷工那覇ビル1階)
🎯 ねらい
オープンデータを活用し、社会課題の整理からプロトタイプ試作までを体験する
Day 1|2024年10月30日(水)18:30〜20:30
座学「オープンデータってなに?/Glide基礎体験」
Day 2|2024年11月8日(金)18:30〜20:30
アイデアソン「チーム組成・課題設定・アイデア考案」
Day 3|2024年11月10日(日)10:00〜17:00
ハッカソン「サービス試作」+ 成果発表
3日間のプログラム
Day 1 / 基礎講座
初日は、オープンデータの基本的な考え方や活用事例を紹介するとともに、沖縄オープンデータプラットフォームへのアクセス方法やデータの見方を学びました。あわせて、ノーコードツール「Glide」の基本操作も体験し、データをもとにアプリを形にする最初の一歩を共有しました。


Day 2 / アイデアソン
2日目は「中小企業支援」「子育て支援」「感染症対策」「交通渋滞解消」の4テーマに分かれ、付箋を使いながら社会課題を洗い出しました。表面的な困りごとにとどまらず、背景にある本質的な課題を掘り下げ、どのようなデータがあれば解決に近づけるのかを議論し、チームごとの方向性を整理しました。
[中小企業支援チーム]

※画像を右クリックして別タブで開くと、付箋のメモが見やすくなります
[子育て支援チーム]

※画像を右クリックして別タブで開くと、付箋のメモが見やすくなります
[感染症対策チーム]

※画像を右クリックして別タブで開くと、付箋のメモが見やすくなります
[交通渋滞解消チーム]

※画像を右クリックして別タブで開くと、付箋のメモが見やすくなります
Day 3 / ハッカソン・成果発表
最終日は、チームごとにアイデアをもとにしたプロトタイプ開発を実施しました。プレゼンテーション資料の作成、必要なオープンデータの収集、アプリの試作を進め、最後に成果発表を実施。短期間ながらも、課題設定からプロトタイプ試作までを一気通貫で体験する実践的な機会となりました。


各チームのアイデア
🏢 中小企業支援チーム
地域データを活用した人材マーケットデータバンク
採用課題を見える化し、地域の人材戦略に活かすアイデア
#人材採用#地域データ#採用戦略
🔍 課題
中小企業では、人材不足や採用難が深刻である一方、地域データを活用した採用戦略づくりが十分に進んでいないという課題に着目しました。
💡 提案
那覇市の年代別人口や必要賃金水準などを把握しながら、採用ターゲットや戦略立案に活用できる「人材マーケットデータバンク」のアイデアを提案しました。
📊 期待される活用
地域特性に即した採用戦略の立案や、データを見ながら考える経営判断の支援が期待されます。
作成したアプリはこちらから👇️
https://s-app-vbrf.glide.page/dl/74c4fe
👨👩👧 子育て支援チーム
地域の安全・子育て情報を見える化する支援サービス
子育て世帯の不安を、地域情報の共有で軽減するアイデア
#子育て支援#地域安全#マップ可視化
🔍 課題
子どもの見守り、防犯、預け先、出かけ先、学校や地域に関する情報が分散しており、子育て世帯にとって必要な情報へアクセスしづらい点を課題として整理しました。
💡 提案
危険箇所や子育て関連情報をマップ上で共有し、保護者同士や地域で役立つ情報を見える化するサービスを提案しました。安全情報の共有を通じて、安心して暮らせる地域づくりにつなげることを目指しています。
📊 期待される活用
事故情報や見守り情報の蓄積により、地域課題の共有や行政・地域コミュニティとの連携強化が期待されます。
作成したアプリはこちらから👇️
https://s-app-3p33.glide.page/
🩺 感染症対策チーム
感染症の流行状況を見える化する情報サービス
安心・安全な地域づくりを支えるリアルタイム情報の発想
#感染症対策#可視化#安心安全
🔍 課題
感染症に関する情報が分かりづらく、流行状況やワクチン・医療機関の情報を日常的に把握しにくい点が課題として挙がりました。
💡 提案
感染症の流行状況、ワクチン対応医療機関、検索傾向などを組み合わせ、リアルタイムに状況を把握できるサービスを提案しました。県民の安心だけでなく、観光地としての安心・安全の発信にもつながる発想です。
📊 期待される活用
情報の見える化により、感染症への備えや行動判断を支え、地域の安心感向上に寄与することが期待されます。
🚗 交通渋滞解消チーム
リアルタイム交通データプラットフォーム
沖縄の交通課題をデータで捉え、移動の最適化につなげるアイデア
#交通渋滞#GPSデータ#ルート最適化
🔍 課題
事故、工事、観光、通勤、送迎など複数の要因が重なり、沖縄の交通渋滞は日常生活や観光の満足度に大きな影響を与えている点が共有されました。
💡 提案
GPS位置情報や交通情報をもとに、リアルタイムで交通状況を把握し、移動やルート選択に役立てられるプラットフォームのアイデアを提案しました。観光客と地域住民の双方に役立つ可能性があります。
📊 期待される活用
渋滞回避ルートの提示や観光動線の最適化、交通施策の検討材料としての活用が期待されます。
まとめ / 事務局より
本ハッカソンでは、オープンデータを活用しながら、感染症対策、交通渋滞、子育て支援、中小企業支援といった身近な社会課題をテーマに、課題整理からアイデア創出、プロトタイプ試作までを実践しました。
専門的な開発経験の有無を問わず、参加者それぞれの視点を持ち寄りながら形にしていくプロセスを共有できたことが、大きな成果のひとつです。
今後も沖縄オープンデータプラットフォームでは、データを活用した課題解決や新たなサービス創出につながる取り組みを推進してまいります。